子供が小さい頃はいろいろな病気にかかりますよね。
やれ小児科だ、耳鼻科だ、皮膚科だ、、、少し大きくなってくるとそこに整形外科が追加され、まあ本当に病院にはお世話になりました。
諸先生方、あの頃はありがとうございました!

最近、私自身に皮膚トラブルがあり何年か振りに近所の皮膚科に行くことがありました。
病院の受付といえば、真面目そうな外見の、いかにも’できそうな’方がテキパキと目の前のタスクをこなしていく、そんなイメージがありました。
その病院も例に漏れず、以前は真面目そうな30歳くらいの女性がテキパキと働いていました。
いざ病院に入ってみるとそこには20代くらいの若い二人の女性の方が忙しそうに働いていました。入ってまず目を引いたのが、一人目の受付の方の金髪。

‘金髪!?’
まぁまぁまぁまぁ。
今どき金髪なんて珍しくないよね!私だってヘアカラーしてるし。
その方に診察券を渡し、しばらく待っていると二人目の受付の方に名前を呼ばれました。
「久しぶりなので問診票を、、、」と言った彼女の瞳は深い青色(カラコン!?)で、その瞳の周りはとてつもなく長いまつげで縁取られていて思わずその瞳に吸い込まれそうになりました。

髪にはところどころ紫色のメッシュが入っていて、彼女の後ろに見える病院の白い壁がまるでキャンバスのよう。
’え?日本人だよね?あんまり見ちゃ失礼かな?でも気になる、、、なんで瞳が青なの!?’
多分一日に何十回と同じ説明をしているせいで機械的になっている、彼女の言葉が私の耳に全然入ってこない!
ほんの一瞬固まったあと、はっと我に返った私は問診票を受け取りそそくさとその場を離れました。
きっと彼女がテレビに出演していたり、ただ街ですれ違っていただけなら私もこんな反応にならなかったと思います。
そういう方はたくさんいるし、どんな格好をしようがその人の自由です。
若い方のキラキラした格好は私も大好きです。
ただ、病院の受付だったんですよ。
弱ってる人が集まってくる場所にはいささか刺激が強いような、、、。
でもね、いいんです。彼女はきっちり仕事をこなしていました。
問題なのは、私の先入観の方なのかも。
20代の頃の私だったら’信じられない!受付は病院の顔なのに!もっと清潔感だったり、きちっと感のある人を雇うべき!!’と感じていたかも知れません。
50代となった今、受付の方に求めることは、’待ち時間を1分1秒でも減らし、一刻も早く診察できるようにして欲しい’この一点です。
彼女たちは私の希望を叶えてくれていました。いちゃもんなんてつけちゃ罰が当たります。
気にしない気にしない(ひと休みひと休み ポクポクポク、、、 by一休さん)

診察も無事に終わり会計をしてくれた青い目の彼女が、私にお釣りを渡そうとしてお金を落とした瞬間に出た言葉が「ヤバ!」という一言であっても。
ただちょっと色々びっくりしただけ(・・;)
今の時代を受け入れてるつもりでも、やっぱり固定概念は捨てきれずにいるのかなぁ?、、、と家に帰ってからもぐるぐると考えてしまった、そんな一日でした。
ま、いっか!!
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